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企業・病院送迎車のシート洗浄

このようなご要望にお応えして登場したのが専用除菌剤「ストロングオフ」です。
ストロングオフは業界ではタブーとされている塩素系薬剤を採用し、ダニやカビを死滅させるだけではなく、黄色ブドウ球菌の除菌や抗菌、さらに素地の消臭を行い再付着を防止。
衛生的なシートを保てます。
タブーとされてはいますが、ストロングオフの安全性はWHO（世界保健機関）から「Aランク」の薬剤として認められており、その実績を鑑みたうえで採用しております。

ストロングオフの主成分について

ストロングオフの主成分「二酸化塩素」は橙色の液体をしていて、水によく溶ける性質を持っています。成分の酸化力は強く、これが殺菌作用と消臭効果をもたらします。ちなみに塩素化合物ではありますが、性質は塩素と異なります。
また、塩素系除菌剤で発生しやすい発がん性物質「トリハロメタン」をほとんど生成しないため、人体や動物に優しい構造になっているのも特徴。pH6～10と、pH値が変わっても殺菌力が衰えないのも売りです。

✔二酸化塩素の実績

二酸化塩素の使用例として有名なのが、2001年にアメリカで発生した炭疽菌テロです。人体に致命的な影響を及ぼす炭疽菌に汚染された建物を現状復帰する際に使われたのが二酸化塩素であり、施設や人体に影響を出すことなく炭疽菌を除去できたため、高い評価を受けています。
今後起こるであろう新型インフルエンザをはじめとする世界的大流行（パンデミック）の場合においても、空間消毒薬として二酸化塩素は期待されています。

✔二酸化塩素と他の薬剤との比較

二酸化塩素の他に「安定化二酸化塩素」と「次亜塩素酸ナトリウム」があります。
安定化二酸化塩素は、二酸化塩素の弱点である補完や運搬の難しさを補うべく開発された物質で、安定した状態を維持できるため長期保存が容易というメリットが有ります。
一方で殺菌効果はほとんど期待できず、別途殺菌処理が必要となります。
一方、次亜塩素酸ナトリウムは従来から使われている除菌、抗菌剤であり、菌やウイルス、カビとあらゆる局面で活用されています。加えて大量生産しやすいため安価な面も大きなメリットと言われてきました。しかし、有機物と反応することで発がん性物質「トリハロメタン」を生成したり、pH値によって殺菌力に大きな違いが出てくる点が大きな欠点としてあげられています。
また、日本では食品添加物として認められている次亜塩素酸ナトリウムですが、欧米では人体に安全なものではないとして、食品や水道水への使用が禁じされています。
以上を簡単にまとめますと、各成分には以下のようなメリットとデメリットがあります。

メリット

デメリット

当店では感染物嘔吐の場合、はじめに二酸化塩素成分で空間除菌を施し、その後嘔吐された吐瀉物に二酸化塩素性溶液を直接噴霧することで除菌を行い、内容物を袋の中に入れて密封します。
その後、除菌剤と塩素剤を配合した洗剤を散布して除菌を行いつつ汚れを浮かし、さらに抗菌剤配合の液剤ですすぎ洗いを行います。除菌作業で用いた廃液には除菌、抗菌作用があるので、処理後は安心して車両をご利用いただけます。
最後に作業時に手で触れた場所を二酸化塩素水溶液で拭き取り、お引き渡しとなります。
感染症嘔吐物の場合、従来の嘔吐洗浄の他、空間除菌、塩素剤などの作業料が追加されます。詳しい金額に関しては別途見積もりいたしますので、お気軽にご相談ください。
※感染症嘔吐物に関してはウイルスが目に見えないため、すべての除菌をお約束するものではありません。あらかじめご了承ください。